あなたはどのタイプ?不良姿勢について
生きてきた分だけ
人はそれぞれ、生きてきた分だけカラダにしみついた癖があると思います😌
それは気づいているものもあれば、気づいていないものもあるでしょう。
また気づいていても、その直し方がわからず、放置していないでしょうか?
では、ピラティスでいう良い姿勢とはなんでしょう。
目次
良い姿勢
筋肉が最も効率よく働くことができ、なおかつ胸部や腹部の内蔵に最も負担をかけない状態を指します。
悪い姿勢自体は悪いことではないのですが、身体の部位の違和感・痛み・そして機能不全を引き起こしてしまうため、良くないとされているのでしょう。
そもそも健康とはふつうの状態であり、本来それは誰もが生まれながらに持っているものなはずです。🌿
ともすれば、それを維持することが自然な状態であり、人の幸福という本質はここにあるのではないでしょうか。
しかし自分同様、仕事をしたり子どもを育てたり普段の生活を送る過程で、”ふつうの状態”が崩れてしまうのもまた、自然なことなのかもしれません。
かと言ってそのままにしてしまっていては、長い人生で健康という名の幸福を実感することが出来ない。
それはなんとも勿体無い事のように思うのです!
ピラティスの深い呼吸、集中して正しい動きを流れよく行うメソッドは、本来あるべき元の状態へと戻してくれるのです🌸
不良姿勢①円背・頭部前方変位姿勢
◎顎が前に出ている
◎首の後ろが短くなっている
◎肩が内旋し胸が短くなっていて、背部が長く伸びてしまっている
スマホ首とも呼ばれていますね。
このような場合、エクササイズ中も顎が前に突き出し、肩を丸めた状態でエクササイズをしてしまいます。
そこを顎を引き・後頭部を背骨の延長へ首を長く・肩を開く
これらを意識しながらエクササイズを行うことが、改善のためのトレーニングになるのです✨
不良姿勢②腰椎前弯姿勢
◎腰が反れて脊柱起立筋群が短く、腹筋群が長く伸びてしまっている
◎骨盤が前傾位のため、腿前が短く、腿ウラが長く伸びてしまっている
いわゆる反り腰の方ですね。
伸びているというのは、緩んでいるといったニュアンスで、弱くなっているとも言えます。
このような場合、例えば仰向けからカールアップ(上半身を起こす)ようなエクササイズでも、腰を反らせながら動いてしまいます。
それでは腰に負担がかかるのは想像できますよね。
そのため腰を反らせないよう、腹筋群で耐えることが改善のためのトレーニングになるでしょう✨
また骨盤が前傾位になっているということは、股関節が常にくの字の状態であるため、腿前をストレッチ・腿ウラを強化してあげれば、これも改善のトレーニングとなります✨
不良姿勢③フラットバック
※写真中央
◎骨盤が後傾位のため、腿ウラが短く、腿前が長く伸びてしまっている
◎胸椎が後弯しているため、腹筋群が短く、腰背部が長く伸びてしまっている
骨盤が後傾してしまっているため、お尻が垂れ下がって見えるのが特徴。
またポッコリお腹もフラットバックの方に多く見受けられます。
人の背骨は本来、緩やかなカーブがありますが、フラットバックは名前の通り背中のカーブがなく真っ直ぐになってしまっているのも特徴です。
そのため脊柱の動きが乏しいので、脊柱の動きを促すエクササイズを行うと良いでしょう✨
ピラティスには脊柱にフォーカスしたエクササイズが沢山ありますよ😊
不良姿勢④スウェイバック
※写真中央
◎股関節伸展位のため、腿ウラが短く、腿前が長く伸びてしまっている
◎上半身よりも下半身が前方にあるため、上位腹部・内腹斜筋が短く、外腹斜筋が長く伸びてしまっている
よく駅のホームでこういう格好でスマホをいじっている方、見かけませんか?
上半身が潰れ、お腹が前に突き出ている感じです。
スウェイバックは股関節に負担がかかっているため、股関節の動きが乏しいのが特徴です。
つまり股関節の強化・腹斜筋群の長さを揃えるエクササイズ、そして短くなっている腿ウラのストレッチをしてあげると良いでしょう✨
不良姿勢にピラティスが効果的な理由
ピラティスとは?その定義は様々あり、何が正解で何が間違っているということは無いと思います。
私が習ったことからお話させて頂くと、
”硬い筋肉を柔らかく、弱い筋肉を強く、その両方が一つのエクササイズで同時に行うことが出来る” です。
硬い筋肉は不良姿勢でいう所の短くなった部位、弱い筋肉は不良姿勢でいう所の長くなってしまった部位、と思ってください。
つまりピラティスを正しく行えば、不良姿勢が引き起こした筋のアンバランスを整えて強化することが一つの動きで成すことができるため、非常に効果的だと言えるでしょう。
逆にピラティスをすることで、自分自身では気づかなかった不良姿勢に気付けるきっかけにもなるかもしれません😊
それこそがカラダと向き合う第一歩だと思います!
それに気づきピラティスで正そうとすると、自然と普段の生活にも意識が向き気をつけるようになった。というお声をよく頂きます😊
仕事・家事・育児、忙しい時こそピラティスを取り入れてみませんか?😊