studio Pilates Akala

What is Pilates, its effect?

ピラティスの始まりは1920年代

第一次世界大戦中、ドイツの従軍看護師であった

ジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティス

負傷した兵士のリハビリ目的として考案したものです。

 

ジョセフは自分の考案したメソッドを”コントロロジー”と呼んでいました。

◎コントロール(control:操作・調節・制御)

◎ロジー(logy:学問)                                       

 

全身の細かな筋肉と精神を自分自身でコントロールするための学問。

 

このような言葉を残しているように

ピラティスは、単なるエクササイズとは違い

動きの中でどの筋肉にアプローチしているのかを考え、感じ

自身の脳からの指令によって体を動かす事を学ぶものだと考えます。

 

当時、ニューヨークのダンサーの間で評判を得て広まり

今ではアメリカを筆頭に、ドイツ・イギリスそして日本など

様々な国で広まりピラティス人口が増え続けています。

 

特にハリウッドセレブやダンサー・モデルなどに好まれていることから

少し派手なエクササイズの写真や広告を目にしますが

リハビリが発祥のピラティスは

動かすことの出来ない状態でも誰もが安全にそして効率的に

行うことの出来る、運動の一つの手法なのです。

 

 

目次

1、ピラティスの効果
  ・インナーマッスルとピラティス
  ・姿勢改善とピラティス
  ・胸式呼吸とピラティス

2、ピラティスの種類
  ・マシンピラティス
  ・マットピラティス

3、まとめ

 

ピラティスの効果

ピラティスの効果は様々あります。

✔︎身体機能の向上・柔軟性向上

✔︎引き締めやダイエット

✔︎肩こり・腰痛改善

✔︎骨盤の歪み改善

✔︎自律神経が整う・疲れにくい身体

✔︎運動パフォーマンスの向上

 

では、なぜこのような効果が起きるのでしょうか?

マットピラティス

 

インナーマッスルとピラティス

ピラティスではまず、正しい姿勢インナーマッスルを意識します。

インナーマッスルとは、手で触れることの出来ない深層にある筋肉で

正しい姿勢で動くことにより強化・刺激されます。

 

インナーが強化・刺激されることで

これまで働いていなかった筋肉が目覚め

逆にこれまで働き過ぎて太くなった筋肉を休ませることができるのです。

 

一つのエクササイズでこの両方を実践できるため効率が良いのです。

 

こうして普段使われていなかった筋肉が目覚めることで

・体幹が強化される

・骨や内臓が、元の位置(正しい位置)へ

・姿勢が改善され、楽に正しい姿勢がとれる

・深層部分の血流が促進する

 

これにより引き締めや機能改善

疲れにくい体作りなどに効果があると言えます。

 

姿勢改善とピラティス

スマホを見る、パソコン作業が増える、足を組む

日常の様々なシーンで不良姿勢は引き起こされます。

 

ピラティスでは常に

頭や首、背骨や骨盤を正しいポジションで動くことを意識しながらエクササイズを行い

正しい体の動かし方・正しい姿勢を学びます。

 

これにより、普段の生活の中で正しい姿勢を自然と意識するようになります。

これは実際にピラティスを続けている方の1番多かった声です。

 

この意識の変化と、インナーの強化により姿勢改善に効果があり

正しい体の動かし方が身に付く事で

それぞれの動作に対して正しい筋肉が働きます。
※それぞれの動作(例:脚や腕を上げる)

 

これにより肩こりや腰痛の改善、歪み改善に効果があります。

 

また、正しく動くことで関節の可動域が広がり

怪我の予防やパフォーマンスアップへの効果にも繋がります。

 

胸式呼吸とピラティス

ピラティスでは肋骨周りに呼吸を取り込む

『胸式呼吸』が用いられています。

 

この胸式呼吸によって肋骨を大きく動かす事で

腹部のインナーである横隔膜や腹横筋

そして内臓を支える骨盤周辺のインナーまでもが働くのです。

 

つまり胸式呼吸をしながら体を動かすピラティスは

レッスン中、常にインナーが働いている状態というわけなのです。

 

また、腹部周辺のインナーが働き内臓の細胞が活性化されることで

交感神経が優位になり、続ける事で自律神経を整えます。

そのため心の健康にも効果があると言えるのですね。

 

大きくそして深く吸い

全ての吸気を吐ききるように呼吸を繰り返すことで肺活量が増え

代謝が上がり、冷え性や太りにくい体への効果も期待できます。

 

ピラティスの種類

ピラティスのエクササイズは何千通りもあると言われています。

それは初心者の方から上級者の方まで、幅広く難易度を調整できるようになっています。

それぞれの体の特徴や癖、健康状態や目的に応じて

適した方法で実践する事が重要です。

 

ピラティスには大きく分けて2種類あるので、見ていきましょう。

 

マシンピラティス

マシンピラティスでは主に

リフォーマーやチェア、キャデラック(タワー)などがあります。

 

リフォーマーはベッドにバネやフットバーがついたようなイメージで

チェアはその名の通り、椅子にバネやペダルがついたようなイメージです。

 

どのマシンにもバネが共通していて

このバネはバネ自体の強度も調整でき、負荷にもなれば補助としての役割もあります。

 

そのためアスリートから高齢者の方まで

様々な体の状態・タイプにも適したエクササイズが実践出来るのです!

ピラティスマシン

 

マットピラティス

マットピラティスでは

自重を負荷として扱いコントロールしながら動きます。

 

またグループレッスンなどで多く用いられ

スポーツジムやフィットネスクラブのスタジオなどでも行われていて

気軽に参加しやすいのもいいですね。

マットがあれば自宅でも出来るメリットがあります。

 

ただ、自宅で行う場合は

自分自身で正しいポジショニングや正確な動きを確認しなければいけないので

まずはマシンピラティスやグループレッスンに参加されてから

お家でも実践してみる事をお勧めします😊

 

まとめ

少し長くなりましたが、ここまでお読み頂きありがとうございました。

 

ピラティスは

自分自身の意識とコントロールによって

体の骨や内臓を本来あるべき位置に戻し

正しい動きを学ぶことで

柔軟性とインナーが強化され、体の深層の内側から活性化されていきます!

 

 

ピラティスの、特に姿勢改善という観点では

1回のレッスンで効果が出る事がほとんどです。

というのも、

当スタジオではレッスン前後で姿勢写真を撮らせていただくので

お客さま自身も写真で確認出来るはずです。

 

繰り返すことで

その正しい姿勢を体にインプットさせ

意識しなくても自然に楽に良い姿勢でいられると良いですよね😌

 

みなさんも、

”ピラティス”日常に取り入れてみませんか😌

 

 

 

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